こんにちは今津公園前の まほし針灸整骨院 です。
朝晩はかなり涼しくなってきましたね。
体調の変化にはお気を付けくださいね。
「友達が、将来歩けなくなったら嫌やから、手術になったら怖いから、膝痛いけど頑張って公園歩いてるらしいねん。」
「そんで膝に水たまったら水抜きに行ってんねんけどこれってどうなん?」
治療中、お話しをしていてよく相談されます。
私は、
「無理して歩いてもいいことないですよ。
変形してても痛みはとれるから、痛みがとれてから歩いたらどうですか?」
といつも答えます。
健康志向が高まり、テレビや雑誌でも
ウォーキングは体に良いです!!
今のうちに歩いて筋力つけないと将来歩けなくなりますよ!!
と紹介されています。
痛みを我慢して歩いていると、やがて腫れて膝に水がたまることがあります。
水がたまった膝は曲がりにくく、動かしづらいので、歩くことが困難になりますが、水を抜くと症状は劇的に改善されます。
すると、一時的に痛みは改善されるので、良くなったと思ってまた一生懸命歩かれる方がとても多いです。
歩くことは大切ですし、実践されている方は、健康への意識の高い方だと思いますが、
膝にたまった水をぬいても根本的な治療にはなっていません。
水がたまった原因は全く改善されていないからです。
そもそもなんで水がたまるの?
関節に炎症が起こると関節の中に大量の潤滑油が分泌されます。
これが水の正体です。
水を抜いて歩きやすくなっても炎症はひいていないので、無理をして歩けば、また水がたまってしまいます。
たまって、抜いて、歩いて、またたまる・・・
これではイタチごっごでいつまでたっても治りません。
それだけではなく、炎症症状はどんどん進行していくので、変形がひどくなり、最終的に手術しないと治らないと言われてしまいます。
手術したくないからがんばって歩いてたのに・・・
大切なのは無理して歩くことではなく、痛みをきちんと治してから歩くことです。
日常生活で歩いてますし、公園を1~2週間歩かなかっただけで歩けなくなることはありません。
少し長くなったので、水を抜いてはいけない理由は次回にしますね。
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