土日診療 鶴見区今津公園前にあるスポーツ外傷・交通事故治療・美容鍼で評判の針灸整骨院

ブログ(アーカイブ別)

膝の水は抜いてはいけない?

院長 2016年10月29日 

こんにちは今津公園前の まほし針灸整骨院 です。

秋も深まってきましたね。

キンモクセイの香りが良い季節になりました。

「キンモクセイ」の画像検索結果

 

かなり間が空いてしまいましたが、今回は前々回の続きです。

前々回のブログ記事はこちら

 

前回は水を抜いても根本的な治療にはなりませんよ、と書きました。

 

今回は水を抜いてはいけない理由です。

 

過剰に分泌された関節液は

関節の炎症を抑える

関節を安定性させる

という作用があります。

 

前回のブログでも書きましたが、水は炎症を抑える為に分泌された関節液なので、

抜いても炎症が収まらない限り過剰に分泌され続けます。

抜くことよりも炎症を抑える治療のほうが大切です。

 

加齢などにより起こった関節の炎症の場合、関節を支える筋肉は正常に機能していません。

筋肉は関節を安定させるために働きますが、

正常に機能していない筋肉では関節は安定しないので、

関節液を過剰に分泌させて関節内圧を高め、一時的に安定させようとします。

 

長期にわたってこの状態が続き、骨を増殖させて安定させた結果が関節の変形です。

 

この場合は、水を抜くと関節は不安定になってしまいますが、

筋肉を正常に機能させてあげれば、水はたまる必要がないので自然と吸収されていくのです。

 

太ももの筋肉をつけなさいとよく言われていますが、

筋肉量が増えても正常に機能しなければ良い効果は得られません。

 

これらが当院の考える水を抜いてはいけない理由です。

 

ただし、すべての症状で抜いてはいけないわけではありません。

スポーツ障害や、事故で骨折や靭帯損傷が疑われる場合や、

リュウマチなどの病変が疑われる場合は水を抜いて検査することも必要です。

 

大切なのは、現在の状態を見極めて適切な処置を行うことです。

 

長期間膝の痛みでお悩みの方は、一度ご相談ください。

 

 

土曜日午後・日曜日診療

予約優先制ですので電話やメールにてご予約ください。

〒538-0042

大阪市鶴見区今津中1-10-19

06-7172-8095

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治療研修会

院長 2016年10月18日 

こんにちは。

今津公園前の まほし針灸整骨院 です。

先週末は休診させていただき、三重県の松阪まで治療研修会に行ってきました。

 

行きの車ではちょっとしたハプニング。

帰りは大渋滞に巻き込まれて大変でした・・・

 

研修会では毎回テーマはありますが、テーマとは別に、練習中や休憩中の会話や質問で治療のヒントがあるので周りの会話にも常に聞き耳をたてています。

 

なので、写真を撮り忘れました・・・

 

「遊びに行ってるんやろ?」といつも言われてしまうので、がんばってる写真を撮るつもりだったんですけどね。

 

 

研修会では今回も多くの発見と気づきがありました。

 

当院の行うA.N.Fメソッドは施術者の重心の変化や、触れている手の圧の変化だけでも効果に差がでます。

 

受けている患者様は触れられているだけか、ストレッチされているくらいにしか感じませんが、

筋肉や神経の機能を高めたり、自律神経のバランスを調整します。

 

腰に触らずに腰痛治療をしたり、

足をもっているだけで鼻の通りが良くなるなんてこともあるんです。

 

身体って不思議ですよね!!

 

研修会でどれくいらいレベルアップしてきたのかは来院されてのお楽しみです(笑)

 

 

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歩けなくなるから無理して歩きます?

院長 2016年10月10日 

こんにちは今津公園前の まほし針灸整骨院 です。

朝晩はかなり涼しくなってきましたね。

体調の変化にはお気を付けくださいね。

 

「友達が、将来歩けなくなったら嫌やから、手術になったら怖いから、膝痛いけど頑張って公園歩いてるらしいねん。」

「そんで膝に水たまったら水抜きに行ってんねんけどこれってどうなん?」

 

治療中、お話しをしていてよく相談されます。

 

私は、

「無理して歩いてもいいことないですよ。

変形してても痛みはとれるから、痛みがとれてから歩いたらどうですか?」

といつも答えます。

 

健康志向が高まり、テレビや雑誌でも

ウォーキングは体に良いです!!

今のうちに歩いて筋力つけないと将来歩けなくなりますよ!!

と紹介されています。

 

痛みを我慢して歩いていると、やがて腫れて膝に水がたまることがあります。

水がたまった膝は曲がりにくく、動かしづらいので、歩くことが困難になりますが、水を抜くと症状は劇的に改善されます。

すると、一時的に痛みは改善されるので、良くなったと思ってまた一生懸命歩かれる方がとても多いです。

 

歩くことは大切ですし、実践されている方は、健康への意識の高い方だと思いますが、

膝にたまった水をぬいても根本的な治療にはなっていません。

 

水がたまった原因は全く改善されていないからです。

 

 

そもそもなんで水がたまるの?

 

関節に炎症が起こると関節の中に大量の潤滑油が分泌されます。

これが水の正体です。

水を抜いて歩きやすくなっても炎症はひいていないので、無理をして歩けば、また水がたまってしまいます。

たまって、抜いて、歩いて、またたまる・・・

これではイタチごっごでいつまでたっても治りません。

それだけではなく、炎症症状はどんどん進行していくので、変形がひどくなり、最終的に手術しないと治らないと言われてしまいます。

 

手術したくないからがんばって歩いてたのに・・・

 

大切なのは無理して歩くことではなく、痛みをきちんと治してから歩くことです。

日常生活で歩いてますし、公園を1~2週間歩かなかっただけで歩けなくなることはありません。

 

少し長くなったので、水を抜いてはいけない理由は次回にしますね。

 

 

 

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